<脂漏性皮膚炎の鍼灸治療>
皮脂腺が発達し皮脂の分泌の多い部分に発症します。
頭皮では脂っぽいフケや皮膚の赤み(紅斑)、顔で鼻の周囲などに
脂っぽい薄いかさぶたのようなものを伴った紅斑が見られるのが特徴です。
こうした症状は胸や背中の中央部
わきの下、陰部など、頭や顔以外にも生じることがあります。
西洋治療
外用抗真菌薬を使うのが良いとされています。
フケが多い場合尿素ローションを併用すると比較的効果的です。
他には全身療法として抗ヒスタミン剤の内服や
ビタミンB2・B6の内服で予防的効果を期待します。
鍼灸治療
皮ふの症状には針灸を使います。
針灸を続けることで肌の状態が改善されて来ます。
主に背中のツボを使うことが多いです。
ニキビの治療と似ていることが多く胃腸を整えるのが
ポイントになります。
同時に体質改善を進めていくために漢方薬(黄連解毒湯、荊芥
連翹湯等)の内服を併用する場合もあります。

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